妊娠すると、身体&お腹の中の赤ちゃんが元気でも、全身が怠くなったり、気持ちが繊細になったりと、いろんな変化が見られますよね。
そんな時の気分転換のひとつに、「美容院に行って髪型をチェンジ」という方法があります。
特に、梅雨時期の湿気の多い時はヘアセットが上手にいかず、「洗面台に立っているのもしんどいのに…毎朝のイライラを何とかしたい!」と思うマタニティさんも多いと思います。

でも、ふと頭によぎるのは「パーマ液は妊娠中でも大丈夫なのか」という不安…。
実際、身近な人に「妊娠している時はパーマはやめさないよ」と言われた方もいるのではないでしょうか。

でも、本当にパーマ液は、お腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼす危険性があるのでしょうか?

妊娠している時にはパーマはダメ?

これまで、「研究結果はこうでした!」という報告がされていないので、『妊娠中のパーマは100%ダメではない』とは言えないのが実情です。
しかし、多くの産科医さんがパーマ液は胎児に影響がないと考えているのは確かで、その理由は髪の毛の成り立ちにあります。

それは、髪の毛や爪などは、肌の角層が変化したものであり、簡単に言えば、死んだ細胞が集まってできているものだということ。
ですから、パーマ液が髪からへ身体…というプロセスは考えられないそうです。

では、頭皮はどうでしょう。
こちらも、30分くらいパーマ液が付いたところで、それが体内に浸透して赤ちゃんにまで影響するということは考えられないとの見解が多いようです。

どうして妊娠していたらパーマダメ説が出回っているの?

パーマはトータルでかかる時間が長いですし、そのほとんどが同じ姿勢で座るようになるので、妊娠に関係なくかけ終わった後に多少疲れを感じます。
また、妊娠中の体質の変化で敏感肌になり、パーマ液で肌が荒れたり、匂いに敏感な妊娠初期はパーマ液の匂いで吐き気を催したりすることも…。

そういったことを総合的に考えて、「妊娠中はパーマを避けたほうがいい」という意見が「パーマは胎児に影響があるかもしれないからダメ!」という極端な説に変わってきたと考えられます。

というわけで、「パーマ液がお腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼすのでは?」と心配するのではなく、体調やお腹の大きさなどご自身のことしっかりと配慮して、パーマをするかどうかを決めましょう。
そして、妊娠後期は髪を洗い流す姿勢も無理があるので、パーマで気分転換やオシャレを楽しみたい人は、後期に入るまでにかけることをオススメします。