妊娠初期に多くの人がツラい思いをするのが妊娠悪阻とも言われる、つわりですね。
働いている人は、症状がひどくて通勤するのも大変だという人もいると思います。
そんな時のためにぜひ知っておいてもらいたいのが、傷病手当金。

妊娠悪阻で傷病手当金が支給される条件などについてお話しします。

妊娠悪阻で療養するためであること

傷病手当金を受けるには、妊娠悪阻による療養のために欠勤するということが前提です。
療養する場所が入院であっても自宅であっても受けることができます。

また、保険診療でなく自費診療でも支給対象となります。
医師に証明書を書いてもらい、会社に提出しましょう。

ただし傷病手当金がもらえるのは、休んでいる間の給与が支払われない場合に限ります。
有給休暇があり、欠勤した日が有給休暇の扱いになれば傷病手当金は支払われません。

欠勤する期間は3日以上

妊娠悪阻のために働くことが出来ない日が継続して3日間あれば、4日目から傷病手当金が支給されます。
3日間の待機期間は連続していることが条件ですが、土日・公休・有給休暇でもカウントされます。
ですが4日目以降は連続している必要はありませんので、4日目に出勤しても5日目に妊娠悪阻のために欠勤した場合は傷病手当金支給対象となります。

妊娠悪阻の理由で傷病手当金支給対象となれば、最初に支給された日から最長1年6ヶ月間は支給期間となります。
もちろん欠勤理由が同じく妊娠悪阻であることが条件です。
別の理由での欠勤となれば改めて申請が必要です。

傷病手当金の支給金額は?

支給金額は、妊娠悪阻であっても他のケガや病気と同じく標準報酬日額の2/3です。
およその金額としては、月額の給料を30日で割った1日あたりの金額の2/3が支給されると考えておいて下さい。