妊娠した女性の約15%は自然に流産すると言われています。
残念なことではありますが、この確率は決して少ないとは言えません。
さらに、3回以上流産を繰り返す習慣流産は全妊娠の0.5~3%と言われており、様々な原因によっては確率は高くなっているようです。

この習慣流産について予防法や対策をお話します。

習慣流産の原因について

習慣流産の原因は、母体の血液の問題、ホルモン分泌の異常、子宮の形の異常、両親どちらかの染色体異常、などが考えられています。
しかし、習慣流産の60~70%の場合において原因不明だと言われています。

身体的な問題がなければ、習慣流産の予防法もないと思うかもしれませんがそうではありません。
例えば、流産を繰り返すことによる不安やプレッシャーによる心理的なストレスも流産を繰り返す一因として考えられています。

習慣流産の原因を調べる検査と予防治療

流産を繰り返す場合、まず原因究明のために検査を受けることが予防にもつながります。
血液やホルモン、染色体の異常については血液検査で調べることが出来ます。
もし血液やホルモン、染色体などに異常があったとしても治療することで流産を予防することができます。

子宮の形態の検査は子宮卵管造影という検査を行います。
異常が見つかった場合は手術をするという方法もあります。
検査でどのような結果が出たとしても、医師としっかり相談し治療や予防方法などを決めていくことが大切です。

習慣流産予防には精神的なケアも大切

何度も流産を繰り返すと、精神的にもツラく悲しい気持ちが続くと思います。
流産のあとにうつ病にかかる人も少なくありません。
ツラい時には旦那さんや家族に気持ちを伝えてみましょう。

習慣流産の治療についても、家族としっかり話し合うことは大切です。
心理的なストレスをできるだけ軽減していくことが、習慣流産の予防にもつながります。

自分たちだけではうまく解決できない場合は、産婦人科で相談しましょう。
場合によっては心療内科への受診が必要になる場合もありますが、いずれにせよ医師としっかり相談することが大切です。