出産するたびにふくよかになっていくお友達が身近にいたり、「ダイエットして体重を戻すのが大変だった…」という話を聞いたりすると、妊娠中の体重コントロールが心配になってしまいますよね。
また、妊娠しても、なるべく今のスタイルを維持したいという美意識の高い女性も増えてきています。

しかし、妊娠初期からのダイエットは胎児に影響がないのでしょうか?

妊娠初期のダイエットは胎児に影響があるの?

妊娠初期のダイエットはお腹の赤ちゃんの発育に大きな影響があると言われています。
確かに、体重の急激な増加も出産のリスクを高めることになるので注意が必要ですが、胎児は胎盤を通じてお母さんから栄養をもらっているので、妊娠初期にかぎらず適度な体重増加が大切です。

また、妊娠初期からのダイエットで特に危惧されているのが、「母体が十分な栄養を摂らなかった場合、胎児の脳の発達が妨げられる」ということです。
その結果、IQが低く、行動障害を起こしやすい子供になる可能性が高まることが米テキサス大学でも発表されています。

妊娠初期のダイエットがもたらす影響とは?

妊娠初期からダイエットを実践しようとする妊婦さんは、中期・後期に入っても必要以上に体重コントロールへの執着が強い傾向にあります。
したがって、胎児も母体もずっと栄養失調の状態が続くことになりがちです。

そうなると、早産や250g以下の低体重児が生まれる可能性が高まります。
低体重児で生まれた赤ちゃんは抵抗力が弱いので、感染の心配もあり、将来生活習慣病を発症しやすいという報告もあります。

妊娠初期に限らず、出産までは適度な体重増加が望ましいので、ダイエットは厳禁です。
食事でダイエットするのではなく、適度な運動を取り入れたり、体重計に乗ってきちんと管理したりするのが大切です。

さらに、何といっても1日3食、栄養バランスの良い食事が一番。
夜20時を過ぎての食事を控えるなど、ちょっとした工夫も体重のコントロールに繋がります。