妊娠は夫婦にとって特別な出来事ですが、妊娠中の10か月もの間、夫婦としての営みや愛情の確認、さらに心のつながりを確かめる役割であるセックスをすることなく過ごすというのは、妊娠するまでの今までは考えもしなかったことではないでしょうか。

実は、妊娠中にもセックスすることは可能ですが、お腹に負担のかからないような安全な体位で行うことが大切です。

妊娠中のセックスは、妊娠している妻側のお腹や体の負担や、体調を、夫側がしっかりと把握し、確認しながらするようにしましょう。

また、妊娠中でもとくに気をつけてセックスをしなければならなかったり、セックス自体を控えた方が良い時期もあります。つわりが酷い時や妊娠初期は、特に流産の危険性や気分の悪化などの心配もありますから、セックスを控える、またセックスをするのであれば細心の注意を払うなど、おなかの赤ちゃんと妻に負担のかからないようしっかりと確認してから行うようにしましょう。

妊娠中のセックス、安全な体位は?

妊娠中にセックスをする際、まず常に気をつけたいのは、体やお腹に負担のかからない体位で行うことです。

男性側が上に乗るセックスの体位は、女性のお腹や体に負担がかかりやすくなりますから、男性が後ろ側になるバックスタイルの体位が良いでしょう。

また、妊娠中は、体の負担も考えると、横たわって寝た状態で男性が後ろから行うような体位も良いかもしれません。

途中で体調に変化があったらすぐにやめること

妊娠中は、体やお腹に無理のないようなセックスならしても大丈夫ですが、セックスの最中におなかに違和感やハリを感じたり、体調の変化があった場合には、すぐにセックスをやめるようにしましょう。

普段のお腹の状態と違うような感じがしたり、おなかのはりがある場合には、横になって安静にしてはりがおさまるのを待ちましょう。

また、そのさい、いつもは無い出血がないか、急な腹痛や吐き気がないかなど、おなかのはり以外の症状や体の状態も把握しておくと良いでしょう。

しばらく横になっていたり、安静にして様子を見ていてもおなかのはりがおさまらなかったり、不正出血が見られる、お腹の痛みがあったり、早期破水などの症状が確認されたら、早急に受診するようにしましょう。

夫婦のコミュニケーションが大切

妊娠中のセックスにおいて、もっとも重要なことは、やはりお互いのコミュニケーションをしっかりととるということです。

セックスの前後だけでなく、セックスをしている最中も、体調の変化や出血、おなかのはりなどの状態を、常にコミュニケーションでしっかりと確認することが大切です。

体だけのつながりではなく、心のつながりもしっかりと確認しながら、夫婦の愛情を育てていきましょう。

夫婦が仲良くスキンシップをすることは、妊娠中であっても夫婦の健全な姿です。

お腹の中の赤ちゃんも、お母さんとお父さんの仲が良いということは、非常に良い影響を与えるはずです。

お互いにしっかりと意思確認をしながら、夫婦の愛情を育みましょう。