「蒸発線」とは、妊娠検査薬などの検査薬で判定時間を過ぎて、判定結果の枠にでてくる線のことをいいます。
実際に妊娠検査薬を使用してみた人のなかには妊娠しているかどうか、その判定を蒸発線に惑わされる人も少なくないと聞きます。
ここでは、蒸発線の持つ意味・蒸発線の正しい見方を調べてみましょう。

妊娠検査薬の蒸発線の持つ意味と蒸発線の見方のちょっとしたコツとは?

妊娠検査薬での検査の仕方としては、スティックの「採尿部」という部分に尿をかけ、一定の時間が過ぎたら判定する、という仕方です。
妊娠検査薬には製造メーカーは異なっていても、たいていスティックには「確認」と「判定」という箇所があります。
そこに線が出てくるかどうかで妊娠しているかどうかが分かるようになっています。

ですが時々、判定時間内では見られなかったのに、判定時間を過ぎてから「判定」部分にうっすらと線が浮き出てくる時があります。
蒸発線と呼ばれる線のことですが、この蒸発線は正しい判定時間での判定結果ではないので、結論から言うと陽性反応ではありません。
蒸発線は、妊娠検査薬にかけた尿が蒸発する際に濃縮された尿成分が浮き上がってくるために出てくる線で、そのために誤反応を起こしてしまいます。

また、妊娠検査薬の製造メーカーによっても蒸発線が出やすいものと蒸発線が出にくいものがあります。
妊娠検査薬のつくりとして、妊娠した時に多量に分泌されるhCGの値が50mIU/ml以上になると陽性になるようなつくりになっています。
この値は、妊娠3週の終わりごろとされており、この頃から妊娠検査薬を試してみると妊娠している場合は陽性になる人が出てきます。

しかし、妊娠の可能性が少しでもあり、なおかつ生理が1日でも遅れていたらすぐにでも妊娠検査薬を使ってみたくなるもの。
実際に妊娠検査薬を使用できる時期を待つことができずに、検査をしてしまうという「フライング検査」をする人も少なくありません。
検査する時期が早かったりすると、妊娠していても判定結果がうっすらとしか出なかったり、またはまったく線が出なかったりします。

そうなると、正しい判定結果ができなくなってしまいます。
ですから判定時間を過ぎての、蒸発線での判定は決してせず、後日再検査をするか、病院での診察をお願いしたほうが安心で確実です。
蒸発線に惑わされることなく、正しい判定結果を知ることが何よりも大事なことですね。