妊娠初期の赤ちゃんに及ぼす影響を気にする要因の中には、服薬や、激しい運動などを気にする方も多いと思います。
ですが、妊娠初期に赤ちゃんに影響を及ぼす要因の一つに、血糖値が高いこともあげられます。
妊娠中期から後期にかけては注意する方も多いと思いますが、妊娠初期から気をつけていくことが必要です。

妊娠初期に血糖値が高いとどんなリスクがあるの?

妊娠初期に血糖値が高い状態であると、赤ちゃんの先天的な奇形のリスクが高くなるといわれています。

妊娠初期に血糖値が高いことで起こる先天性の奇形の確率は、約6〜10%といわれており、妊娠初期は赤ちゃんの器官形成期であるため、心臓や消化管などに影響を及ぼしてしまう可能性があります。

また、妊娠初期は赤ちゃんの細胞分裂により器官が形成される時期で、血糖値が高いと細胞分裂に影響を及ぼしてしまい、奇形を起こしてしまうようです。

妊娠初期は赤ちゃんの成長にとってとても大事な時期でもあるので、注意していきたいですね。

妊娠初期の血糖値 高くなるリスクが高い人は?

では、妊娠初期に血糖値が高くなりやすい人は、どのような人でしょうか。
それは、以下のような方が高くなりやすいといわれています。

○肥満である
○両親や祖父母に糖尿病を患っている人がいる
○高齢(35歳以上)での妊娠である
○妊娠高血圧症候群、巨大児の出産経験がある

血糖値が高くなるリスクのある方の特徴として、肥満であることや、以前の妊娠で高血圧の経験がある、年齢や家族の罹患歴が関わってくるようです。

妊娠初期の血糖値 下げるには?

妊娠初期に血糖値が高い場合、下げるにはどのような方法がとられるのでしょうか。

まずは、食事の摂り方を1日5〜6回に分ける分食という方法があげられます。
分食を行うことで、一回の食事で血糖値が上がりすぎてしまう状態を抑えることができます。

分食を行い、個人の状態にあわせて、インスリン療法によって血糖値を下げることもあるようです。

また、有酸素運動も血糖値を下げるのに効果的なようです。
母体の状態によって、奨められない場合もあるので医師に相談のうえ、ウォーキングやマタニティヨガを行ってみると良いでしょう。

体調が良いときはリフレッシュにもなるので、有酸素運動は妊娠中の体調管理に取り入れてみるのも良いかもしれませんね。

まとめ

妊娠中に血糖値が上がることで、糖尿病にかかりやすくなることを知っていた方も、妊娠初期に血糖値が高くなると赤ちゃんに影響を及ぼすことがある、ということはあまり知らなかった方も多いのではないでしょうか。

妊娠初期に血糖値が高くなると、赤ちゃんの器官形成に影響を起こす可能性もあるため、妊娠初期から注意したいですね。
リスクが高いと思う方は、妊娠初期から医師に相談して血糖値の管理をしていくと良いかもしれません。