妊娠が判明した時(6週)から17週まで

祖母、母とつわりがかなりきつかったので、覚悟はしていました。

私の場合、吐きづわり、食べづわり(には当てはまらなさそうですが)、においづわりが一気に来ました。

食べ物が食べられない、吐き気がして四六時中むかむかする、かといって何も食べないと余計に吐き気が…。
今まで大丈夫だったにおいがダメになる、妹のお風呂上がりのシャンプーのにおい、ニンニクやネギのにおい、冷蔵庫のにおいがダメに…。
そしてお風呂の湯気にもうっ、となり、お風呂に入れなかった日も多かったです。

寝ていても何をしても吐き気がして、ほとんど動けない状態で、最初のうちはお水やお茶を飲むことができていましたが、それもだめになってしまい、病院で点滴を受けることになりました。

それでも、尿検査でケトン体はマイナスのまま、もっと症状がひどい場合は入院と言われていました。

「つらかったら、毎日でも点滴に通ってくれていいからね」と言われましたが、まず身体を動かすのがやっとこさでした。

それでも何か口に入れないと気持ち悪く、全くの空腹状態にならないように、食べられるものを探すのがやっとでした。
つわりスタートが夏だったので、素麺はまだ口に入りやすかったですが、だんだん週数がすすむにつれてそれもだめに。

果物ならいちご、冷たいおにぎりならいけましたが、食べても吐いてしまうことも多く、OKなものを見つけるのが大変でした。
柑橘系はさっぱりしましたが、例えばみかんなら房の袋、というのでしょうか、それは絶対に剥いて食べないと吐いてしまいました。

お医者さんに、「つわりはいつまで続きますか」と聞くと、たいていの先生は「ピークは12週くらいと言われていますね」
とおっしゃったので、「あと少し、あと何日」と日が過ぎるのを数えて過ごしました。

つわりは、遺伝的要素があるという先生、また胃が弱い人はつわりがつらいという先生、いろいろな意見がありましたが、
私はお肉、脂っこいもの大好き!胃がもたれる経験をかつてしたことがないくらい胃が強かったです。
それでも、トイレの便器と仲良くなるくらい、トイレとベッドを往復していましたので、胃の弱さは当てはまらない気がします。

17週になる手前で、「あれ、ちょっと楽かも」と気づいたのは、においでした。

今までちょっとしたにおいに敏感になっていたのに、台所で母が青ネギを刻んでいても、そのにおいが嫌!と思わなかったのです。
もちろん、ちょっとは気持ち悪さは残っていましたが、それでも一時のことを思うとだいぶましでした。

そのころから、おそるおそる食べ物に口をつけるようになりましたが、ちょっとでも生臭いワカメ(某ファミレスの)はダメで、
むかむかがおさまらず、お風呂の中で吐いてしまいました。

よく、「ある日嘘のようにつわりがなくなった」という書き込みがありますが、私の場合は徐々にでした。
気がつけば「食べられるものが増えた」「においがあまり気にならなくなった」「むかむかがましになった」という感じです。

それでも、17週過ぎても出産日まで続いた、つわりとは言えないかもしれないけどつわりのような症状がありました。
ごはんは食べられるけれども、常に首を絞められているような感覚です。
母も「そうそう、私も出産までそうだった!」と言っていましたし、実際に、インターネットを見ると多くの人が同じような症状で悩んでいるようです。

飲んだり食べたりしている時は、その喉の違和感は感じません。

しかし、何も飲み食べしていなければ、首をぎゅっと押さえつけられているような感じがして、吐き気がします。

今まであまり好んで食べなかったキシリトールガムをボトルで買って、私はひたすらそれを噛んでいました。
同じガムを、何時間も噛み続け、寝る前にも口に放り込み、噛みながらそのまま寝る日が、ほぼ毎日続いていました。
「甘いガムでなければいいよ」とお医者さんに言われたのですが、ずっとガムが口に入っているので口内炎もできました。

なぜガムがよかったのか、今振り返ると、何かを飲み込む(ガムの場合は唾液)のがよかったのかと思います。
何かを飲んだり食べたりする時はおさまっている、というのがその理由です。

首の違和感もつらかったですが、つわりピークの時を思うとまだましだったので、乗り切ることができました。
この不快症状、怒涛の出産を終えてほっと一息ついたら、「あれ、つらくない」と気づきました。
出産後に症状がなくなるというのは、どうやら本当のようです。