一番辛かったのはご飯を食べると吐いてしまうことでした。食べて数分後には吐くの繰り返しでした。

周囲の人からは、なにか一つでも食べらることができるよと言われたのですが私は何を食べても吐いていました。
もしかしたら何か食べられるものがあったかもしれないのですが、見つけることができませんでした。

自分にとって食事をするということは人生の楽しみの一つでもあったのでそれがなにより辛かったです。

さらに、お腹が空いても食べずにいたら、お腹が気持ち悪くなって吐いてしまうので一日中トイレにいました。
楽になれたのは吐いた後数分だけでした。

あとは常に気持ち悪かったです。

結婚式の二週間前ぐらいに妊娠が発覚したので当日は吐き気がくるか不安だったのですが、なんとか無事に終わりました。

式場の人も気持悪かったらすぐ言ってください。と言ってくださったり、常に体調を気遣ってくださり助かりました。

つわりがきついほど赤ちゃんは元気だという言葉を聞きがんばることが出来ました。

そして精神的に辛かったのは家事を全部、夫にしてもらっていたことです。

出産は女にしかできないし命を生むという尊いことですが、夫も朝から晩まで働きづめで、帰って洗濯、掃除、買出し、食事の用意など全てしてくれていました。

今のご時世それができて当たり前だというけれど、それは違うと思います。

文句も言わず、むしろ気遣ってくれ、たくさん甘えてしまったのですが時々なにもできないのが無性に申し訳なかったです。

考え込んでしまって寝られない日もありました。
毎日毎日ベッドの上で寝るしかない状態の中で余計に考え込むことが多くなっていました。

できることといったら塗り絵をするぐらいでした。
塗り絵は精神を落ち着かせるため妊婦さんにいいと聞いたからです。

ヒーリングミュージックもユーチューブで探して聞いていました。

とにかく気持ち悪さをなくすために出来ることは何でもしました。
効果があるものはなかったですが。少しでも自分のことは自分でしたいと思っていたからです。

妊娠中は便秘でもありました。
病院で妊婦さん用の便秘薬をもらえるとは知らず、ずっと我慢していました。

先生から便秘になっていませんか?と聞かれ、そこで初めて知りました。

私の場合、義理の家族がとても協力的で相談に乗ってくれたり良い病院を紹介してくれたり、周りに恵まれていたのであまりストレスなく出産まで過ごすことが出来ました。

改めて出産は周りの人の協力なしではできないなと思いました。