私のつわりは妊娠初期の3カ月ごろから徐々に始まり、9カ月頃まで続きました。

はじめに妊娠が発覚した時は軽度の吐き気と熱っぽさ、だるさだけだったので仕事もいつも通り行えていました。

しかし日に日に吐き気が強くなり、水を飲んでも、ご飯の炊ける匂いを嗅いでも、パンをあっためた匂いでも吐き気を催すようになりました。

典型的な匂いづわり、吐きづわりだと思います。
そんな中仕事に行くのに電車を1時間乗り継がねばならず、電車に乗っている人の汗の匂いや普段ならわからないはずの体臭ですらつわりの対象になりました。

そのため、仕事に行けなくなり職場の上司に休みを告げること四日目に診断書をとって傷病休暇を取ってくださいと言われたので、その後かかりつけの産婦人科に行き、診断書を書いていただき、とりあえず1カ月の休暇を取ることとなりました。

家では食事も水分も喉を通らず、何も食べていないのに胃液ばかり吐き、正直妊娠がこんなにも辛いものだと思わず、精神的にも不安定になり、堕胎も考えるほどでした。

しかし旦那がすこしでもものが食べれるようにゼリーを買ってきてくれたり、リンゴや果物を買って剥いてくれたりと懸命に私のケアをしてくれたので今辛いだけ。頑張ろうと思えるようになりました。

そうした日々が続き、ひとまず1カ月の傷病休暇が終わり、仕事を再開したのですが、つわりは相変わらずで出勤できない日もありました。電車乗るまで頑張っても、途中でどうにも吐き気がして降りてしまったり、仕事をしても起き上がれないぐらいしんどくて休憩室でほとんど寝て過ごしていました。

体重も4キロ減り、お腹の赤ちゃんは大丈夫だろうかと心配しましたが、定期検診では順調に育っているから心配はないよと医者にも言われ、旦那にも身内にも気を使ってもらい、職場の人々にも仕事の量や内容を軽いものに変えてもらったりと支えられました。

つわり自体は結局、産休に入る時期まで続きましたが、妊娠初期の頃と比べると吐く回数も減り、匂いづわりも軽減されて妊娠後期からはそれなりに食事もできるようになっていきました。

友人にもつわりってどうだった?と聞いて見ましたが、すぐ終わった人もいれば、生まれる直前まであって産んだら終わったという人もいて様々でした。

私は10カ月頃にはもう普通にものが食べられるようになり、ここぞとばかりに食べていました。

よくドラマとかで、台所でうっ!というようなつわりのシーンがありますが、その後そんな辛いような情景の描写がないため、つわりがこんなにも辛いものだとは思いませんでした。

吐いても吐いても気持ち悪いし、胃液は上がってくる、喉が痛くなる、寝てても気持ち悪い。初めての妊娠でわからないことだらけで不安になる。

そんな時期を乗り越え、日に日に大きくなって行くお腹をみて、頑張ろう、後少し、産休にはいればすこしゆっくり過ごせる。

そう考えながら、妊娠時期を乗り越えました。
今は出産を終えて子育てに追われる毎日ですが、その辛い日々があるからこそ今我が子を目の前にして、共に頑張ってきたのだと感じ、元気に生まれてきてくれたことに感謝をしています。