私はつわりがひどい方では無かったものの、やはり多少は食の好みが変わりました。

具体的には、妊娠前まで大好物だった温かい食べ物や飲み物が口にできなくなったことでした。特に、お味噌汁は妊娠前は大好物でよく作っていたのですが、つわり中はお味噌汁の湯気とその匂いに対して身体が反応してしまい、気持ち悪くなってしまいました。つわりの期間が冬場だったので、温かい食べ物や飲み物を口にすることができなかったのはとても辛かったです。

このつわりは結局出産するまで続きました。出産した後の今となっては温かい食べ物や飲み物も美味しくいただくことができ、本当に嬉しいです。
そんな私の出産ですが、予定日が近くなった頃から陣痛がいつ来るのかと不安になりながら過ごしていました。しかし、実際は陣痛よりも先に破水してしまい、予期せぬ出産のスタートとなりました。

破水した時、明らかに前駆陣痛とは違う痛みと、お腹の中で「バチン」と何かが弾ける感覚がありました。 その後、トイレに行って確認してみると、オシッコとは違う水っぽいものが少量ですが、確実に流れている感覚があり、驚きました。

急いで病院に電話すると、「すぐに来てください」と言われたので、深夜でしたが寝ていた夫をすぐに起こして車で連れて行ってもらいました。

病院に着くと、すぐに入院となってしまいました。この時、まだ陣痛が来ていなかったので、これからくる陣痛の不安が一気に襲ってきましたが、同時にお腹の子にやっと会えるんだというワクワク感も有りました。

しかし、病院に着いてから陣痛が少しずつ強くなってきたものの、翌日は丸一日子宮口が全開までいかず、すぐに出産ということにはなりませんでした。また、破水していたので、点滴を24時間ずっと受けなくてはならず、とても不便でした。

破水してから2日後のお昼くらいから陣痛がいよいよ強くなってきて、子宮口もだんだんと開いてきたため、私も付き添っていた夫も「いよいよか」という気持ちになりました。

ただ、私自身は陣痛中は痛みでどうにかなりそうでしたが、陣痛と陣痛の間は会話も普通にできましたし、自力でお手洗いに行ったりすることもできていました。その後も出産を乗り切るアイテムとして有名なテニスボールで夫が腰のあたりを押さえていてくれたことを覚えています。

破水から2日後の夕方にようやく分娩台に上がっていいという許可が出たので、分娩台までも自力で歩いて向かいました。

分娩台に上がってから少しいきみを逃した後に先生が来てくださったので、いよいよいきみ始めました。合計で5回くらいいきんだ後に、無事に息子が誕生しました。分娩時も痛みはあったものの、出血量も多く無かったので、誕生した子どもか助産師さんたちによって身長や体重を測ってもらってる光景も鮮明に覚えています。出産時はやはり我が子に会えた感動もあり、私と夫は二人とも涙を流していました。

その後、子どもに特に健康状態に異常が無かったため、カンガルーケアをしたり、記念撮影を行いました。
陣痛時間はとても長く、破水からの出産は予想していませんでしたが、とても貴重なライブイベントになりました。