妊娠がわかったのが5週の時でした。

とても喜んでいた矢先、頭痛と胃がムカムカする感じがあり微熱もあったので、風邪をひいてしまったんだと思って内科にかかりました。

当時、あまり妊娠の知識もなく、内科の先生に妊娠のことは告げずに受診してしまい、普通の風邪薬がだされました。

1週間ほど薬を飲んでも良くならなかったある日、カップラーメンを食べようとして全て嘔吐してしまい、何かおかしいと思い産婦人科へ行くと、それはつわりだということがわかりました。

当時の私はまだ若く、妊娠やつわりに関する知識が全くと言っていいほど無かったのです。風邪薬をのんでしまったことを話すと、幸いにも妊娠中に服用しても、特に異常のでたケースはないとされる薬だったのですが出産するまで知識のない自分を責めましたし、赤ちゃんに何か障害が残ったらと考えて怖かったです。

本格的なつわりがスタートした6週目、私の場合毎日ほとんど寝たきりの状態でした。

食べたい、というよりも、食べなくちゃという気持ちで何かを一口口にしても、すぐに吐き気がおそってきて嘔吐。しまいには、何も食べていないのに1時間に4.5回嘔吐するようになり、胃液まで吐いてしまうようになり、喉がヒリヒリと焼けるように痛くなってしまいました。

病院に相談すると、今の時期はお母さんの栄養で赤ちゃんは大きくなれるから、頑張って食べようとしなくても大丈夫、脱水症状にきをつけて水分だけ取ってくださいと言われました。

薬も飲めない、いつ終わるかもわからない先の見えないつわりに、めげそうになり布団の中で一人泣いていた日もありました。なんとか水だけをちびちび飲む生活で、4週間後の妊婦健診では6キロも体重が落ちてしまっていました。気づけば足や手、肩は細くガリガリになり、骨のような体に旦那も驚いていました。

赤ちゃんも頑張っているから、私も頑張らなきゃと思い続けて12週くらいになったとき、1日の中で昼間は割と吐き気から解放されるようになりました。匂いが引き金となって吐いてしまうこともありましたが、昼間だけはなんとかおにぎり1つ程度食べれるようになり、なんとか終わりが見えたような気がして明るい気持ちになったのを覚えています。

15週くらいになると、ほぼ吐くことはなくなり、出産までの間気持ち悪いなと思うことはあっても嘔吐しないことがとても楽に思えました。ただ、匂いには妊娠中ずっと敏感で、スーパーの魚やお惣菜のコーナーが恐怖でしかありませんでしたが、出産と同時にそれはなくなりました。また、歯磨きに対してはつわり時からずっと抵抗があり、歯ブラシを口にいれるだけで吐きそうになっていましたが、これも出産と同時になくなりました。

はじめての妊娠、初期はつわりで先が見えず辛い時もありましたが、赤ちゃんの顔を見たらすべて辛かったことが吹っ飛び、幸せな気持ちに満たされました。つわりに苦しむ妊婦さんは多いかと思いますが、ぜひ出産までの間お腹にいる赤ちゃんと一緒に頑張って欲しいと思います。