やはり女性ですから妊娠を知った瞬間っていうのは嬉しいものです。

しかし、それと同時に人によって強弱はあるものの、妊娠に伴う”つわり”の症状というものが出てきます。もちろん、この”つわり”の症状に鈍感で気付かない女性もいるようですが、私ははっきりとしたつわりの症状が出ました。

「もしかして?」とあるとき思った出来事がありました。それは、妊娠発覚前なのですが、とにかくあらゆる匂いに敏感になった時期があったのです。タバコを近くで吸っている人がいると、すごい吐き気はするわ、香水やコロンを付けている人の近くによると気分が悪くなるわと、とにかく嗅覚神経がかなり過敏状態になっていました。つわりの一種なのかなと思います。今まではここまで敏感に反応したことがなかったので、正直自分でも驚きました。対象となる周囲の人間を見ると自然と睨んでしまっていましたね。あくまでも自分を守るための防衛手段だったのでしょう。

また、私のつわり症状は飲み物にも起こりました。

私はコーヒー大好き人間で、今でも一日5杯はコーヒーを飲まないと落ち着かないくらいのコーヒー中毒人間です。妊娠前もコーヒーにはうるさく、香りを楽しむためにブラックで毎日のように飲んでいました。しかし、妊娠してからというもの、コーヒーをカップに注いでいるだけで気分が悪くなりました。きっと嗅覚が敏感になっていたので、あの大好きだったコーヒーの香りさえも私のお腹の赤ちゃんは受け付けてくれなかったのでしょう。

最初は訳がわからず、コーヒーを注いだコップを口に近づけていました。しかし、家のコーヒーであっても、お店のコーヒーであっても、会社のコーヒーであっても、どのタイプのコーヒーもまともに口に運ぶことができなかったのです。結句、注いだもののほとんど飲まずに捨てるという日々が数週間続きました。コーヒー好きな私は、飲みたくて飲みたくて仕方がなかったのですが、少量口に入れただけで「なんだ、このコーヒー。まずすぎる!」とばかり叫んでいた日々を過ごしたのを今でも覚えています。同じカフェイン系でもお茶や紅茶は大丈夫でした。しかし、コーヒーだけはなぜか赤ちゃんに完全拒否されていたようです。

最終的にこれら嗅覚敏感症が和らいできたのは妊娠4ヶ月頃からでした。

安定期に入ってきた頃だったと思います。しかし、妊娠初期はまったくコーヒーやあらゆる匂いを完全にブロックしていた自分がいたため、安定期に入ってからもコーヒーは控えめにするように心がけていました。また、飲むときは必ず牛乳を入れて飲み、ブラックは避けるようにしていました。やはりカフェイン系はあまりお腹の赤ちゃんには良いものだとは思わなかったからです。

匂いと飲み物に関してはつわりの吐き気がありましたが、食べ物に関しては不思議なことにまったくつわりの症状がでませんでした。初めての妊娠・出産だったので、正直つわりというものはTVで見るようなかなり大袈裟なリアクションが伴うのが通常と信じていたのですが、さすがにあそこまでひどくはないですね。

確かにつわりの時期と言うのは辛い時期ですが、それはお腹の赤ちゃんが自分を守るために出しているサインだと思えば我慢できるはずです。一番辛いのは安定期に入るまでの数週間だと思いますよ。