妊娠が分かり、今まで以上に食事面や体重管理に気をつけるようにしていても、時には風邪を引いたり、身体に不調や痛みを感じたりすることがあります。
そんな時、とりわけ心配なのは、薬の服用やレントゲン検査などではないでしょうか。

薬は妊娠を考慮して処方してくれますが、レントゲンはどうなのでしょう。
妊娠していても、またはレントゲンを撮った後に妊娠が分かった時も、レントゲン被爆による赤ちゃんへの影響は大丈夫なのでしょうか。

レントゲンを撮った後に妊娠が発覚…

「妊娠していることに気づかないまま病院でレントゲンを…。赤ちゃん、大丈夫かな」と心配している方もいると思いますが、結論から言えば「基本的に問題ナシ」です。
というのも、妊婦の放射線被曝による胎児への影響は、100mSvから200mSvを超えてしまってから関係してくると言われています。

例えば、通常のX線検査で腹部レントゲンを撮った場合、放射線診断の際の胎児の被爆線量は最大でも4.2mSvほどで、胸部レントゲンに至っては0.01mSv未満です。
また、CT検査においても、腹部で最大19mSv、頭部であれば0.005mSv未満と発表されています。
ただし、骨盤のCTは最大で79mSvと報告されていいるため、少しドキッとしてしまいますが、繰り返して検査が行わなければ100mSv以下なので大きな問題はないと考えられます。

ただ、レントゲンを撮る部位で胎児の被爆線量が変わってくることだけは知っておきましょう。

妊娠が分かった後でもレントゲンはOK?

上記で詳しく触れましたが、レントゲンの影響による赤ちゃんの先天性異常は、数値の上ではさほど心配ありません。
しかし、妊娠中はホルモンバランスが崩れ、いつもよりナーバスになりがちです。

不必要に不安を生まないためにも、妊娠が分かった後はなるべくレントゲン撮影を避ける方が望ましいでしょう。
やむなくレントゲン検査をする場合は、きちんと医師やレントゲン技師に妊娠していることを伝えましょう。

以上のことからも分かるように、妊娠中にレントゲンを撮るのはNGとは言えません。
ですから、もし撮った後に妊娠が分かった人も不安がらず、マタニティライフを楽しみましょう。

しかし、今任活中の方が人間ドックなどでレントゲン検査を予定しているのであれば、不安材料を作らないために、妊娠の可能性がゼロの月経直後から10日間くらいがベストです。